紙コップ・プラカップ・ペーパータオルなどの日用品を扱う通販miyaco(みやこ)オンラインショップ
コラム
119.未晒紙コップとクラフト紙コップの違いとは?
未晒紙コップとクラフト紙コップの違いは、主に紙の加工方法と外観にあります。 未晒紙コップは、漂白や着色を行わず、天然の紙そのままの色と質感を持っています。このため、自然な風合いが特徴です。 一方、クラフト紙コップは、クラフト紙と呼ばれる強度の高い紙を使用しており、通常は茶色やブラウンの色を持ちます。 クラフト紙は耐久性があり、熱や湿気にも強いため、持ち運びやホットドリンクに適しています。 未晒紙コップは環境配慮を重視する場合に選ばれ、クラフト紙コップは強度と実用性を求める場合に適しています。 |
商品種別 | 口径×高さ×底径 | 商品番号 | 販売数量 | 商品番号 | 販売数量 |
3オンス (90ml) |
口径56×高さ56mm | 2143331 | 3000個 | 2143332 | 50個 |
5オンス (150ml) |
口径66×高さ73mm | 2143341 | 3000個 | 2143342 | 50個 |
7オンス (205ml) |
口径73×高さ80mm | 2143351 | 2000個 | 2143352 | 50個 |
8オンス厚紙 (280ml) |
口径80.5×高さ95mm | 2010431 | 1000個 | 2010432 | 50個 |
9オンス (275ml) |
口径77×高さ91mm | 2143361 | 2000個 | 2143362 | 50個 |
12オンス (440ml) |
口径90×高さ111mm | 2019981 | 1500個 | 2019982 | 50個 |
18オンス (540ml) |
口径90×高さ136mm | 2020621 | 800個 | 2020622 | 40個 |
- 2024.09.05
- 09:30
118.宿泊中の満足度アップ!ホテルや旅館におすすめのバスアメニティ13選
宿泊中の満足度アップ!ホテルや旅館におすすめのバスアメニティ13選
出典:Unsplash |
ホテルや旅館にある人気・おすすめのバスアメニティ13選
バスアメニティとは、宿泊施設に備え付けてあるシャンプーやコンディショナー、カミソリ、コーム、シャワーキャップ、ボディタオルなどのグッズのことです。お風呂で使うものもあれば、髪の毛や手のお手入れ、メイク時に使うものまで幅広いラインナップがあります。 ホテルや旅館などの宿泊施設に置いてある人気・おすすめのバスアメニティを13個ピックアップして紹介します。1. シャンプー
シャンプーは、バスアメニティの中でも特に必須のアイテムです。 シャンプーのブランドや種類は多岐にわたり、高級ホテルや高級旅館などでは、ハイブランドのシャンプーをアメニティとして置いているところもあります。使い心地や香りの良いシャンプーは利用者の満足度も高く、リピーターになるケースも少なくないようです。 宿泊施設の中には使い切りのパウチタイプを備え付けているところもあり、その場合は持ち帰りも可能です。2. コンディショナーやトリートメント
コンディショナーやトリートメントは、シャンプーとセットで置かれているケースがほとんどです。シャンプーとセットの場合はブランドを揃えている場合が多く、シャンプー単体で使うよりも仕上がりがよくなります。 シャンプーの場合と同じく、グレードの高い宿泊施設では高級ブランドのコンディショナー、トリートメントを置いてあるケースもあります。髪の毛のケアをしつつ、贅沢なひとときを体験することも可能です。3. ボディソープ
体を洗うときに使用するボディソープは、シャンプーやコンディショナーと並んで需要の高いバスアメニティです。 かつては固形石鹸を置いているところも多くありましたが、近年は使いやすくコストパフォーマンスの高いボディソープを備え受けるのが主流になっています。 ボディソープは、シャンプーやコンディショナーとメーカーをそろえているところもあれば、単体で別のブランドのものを設置しているところもあります。4. 歯ブラシセット
歯ブラシセットは、歯ブラシとミニタイプの歯磨き粉がセットになったアメニティです。洗面所で使うグッズなので、バスアメニティと並べて配置されている場合がほとんとです。 歯ブラシセットは宿泊施設のグレードにかかわらず、どこにでも置いてあって当たり前なアメニティの一つといえるでしょう。場合によって、歯間ブラシやマウスウォッシュを兼備していることもあります。5. 使い捨てカミソリ
使い捨てカミソリは、ヒゲやムダ毛の処理に使えることから、男女問わず利用頻度の高いバスアメニティです。宿泊施設では安全性を考慮し、I字型ではなくT字型のカミソリを置いているのが一般的です。 個包装されているため、その場で使わなかった場合は持ち帰ることもできます。6. フェイスタオル
フェイスタオルは、顔を洗ったときに使用するアメニティです。 ボディタオルがない宿泊施設では、体を洗浄するボディタオルとして使う場合もあります。 高級ホテルや高級旅館では、程よい厚みとふんわりとした弾力のある上質なブランドタオルを置いているケースもあります。7. バスタオル
バスタオルは、宿泊施設によって置いているところと置いていないところに二分されるバスアメニティです。フェイスタオルで代用するケースも多いですが、大判のバスタオルがあった方が全身を手早く拭けるので、「バスタオルがあるとうれしい」という声も多いようです。 バスタオルもフェイスタオル同様、高級ホテルでは高級品やブランド品を置いているところが多く見受けられます。8. コームやブラシ
コーム(くし)やブラシは、入浴後に髪をブローしたり、セットしたりするときに使用するバスアメニティです。コームやブラシで髪をとかしながらシャンプーする方もいるため、バスアメニティとしても活用できます。 どちらも個包装されているため、未使用のものはそのまま持ち帰って自宅や旅行先で使う方も多いです。折り畳みできるものはより携帯性に優れ、人気を得ています。9. ボディタオル
ボディタオルは、お風呂で体を洗うときに使用するタオルです。フェイスタオルで代用するところもありますが、専用のボディタオルの方が泡立ちがよく、かつ十分な長さがあるので、バスアメニティとして置いてあると重宝します。 ボディタオルはホテル備え付けのフェイスタオルとは異なり、個包装で使い切りになっているため、持ち帰りも可能です。10. ボディスポンジ
ボディスポンジは、お風呂で体を洗うときに使用するスポンジです。 特殊なパッケージで圧縮されているケースが多く、未開封の状態では薄くて平らですが、開封すると空気を含んでスポンジが膨らむ仕様になっています。 ボディタオルよりもさらに泡立ちが良く、肌に優しいのが特長です。11. シャワーキャップ
シャワーキャップは、髪を濡らしたくないときに使用するバスアメニティです。 被り口に弾力性のあるゴムが使われているため、頭の大きさや形、髪型を問わず利用できます。さっとシャワーだけ浴びたいときや、洗顔で髪の毛をまとめたいときなどに便利です。 個包装されているタイプが多く、持ち帰り可能なバスアメニティの一つとして人気です。12. スリッパ
スリッパは洗面所やバスルームなどの水場で重宝するアイテムです。 特にビジネスホテルの場合、便器と洗面所、バスルームが一体化したユニットバスが多いため、床が濡れやすい傾向にあります。簡易スリッパがあれば、お風呂の後でも足元を濡らさずに洗面所などを使うことが可能です。 スリッパは不織布製のものが多いですが、ベルベット生地やニット生地を使用した質感のしっかりしたスリッパもあります。13. 綿棒
綿棒は、お風呂上がりのケアやメイク直しなどに重宝するバスアメニティです。 市販品は、一つのケースにまとまった数の綿棒がそのまま封入されている場合が多いですが、バスアメニティの場合は1本ずつ個包装になっており、毎回衛生的に使うことができます。 商品によってはコットンやヘアゴムとセットになっていることもあり、身支度に重宝します。便利なバスアメニティが充実していれば満足度がアップする
入浴中や入浴後に使用するバスアメニティが充実していると、宿泊中の満足度がアップします。シャンプーやコンディショナー、歯ブラシセットなど基本的なバスアメニティはもちろん、バスタオルやボディタオル、シャワーキャップなど他のアイテムもそろっていれば、より快適な宿泊を満喫できるでしょう。 ホテルや旅館向けのバスアメニティをお探しなら、主要な紙製品からバスアメニティまで幅広いアイテムを取りそろえている、日用品通販のmiyaco(みやこ)のご利用がおすすめです。 miyaco(みやこ)では、携帯性や収納性に優れたボディスポンジやボディタオル、カミソリ、コーム、シャワーキャップなど、さまざまなアイテムを手頃な価格で販売しています。購入を検討している方には無料の商品サンプルも提供しているので、バスアメニティの購入を考えている方は、ぜひご利用ください。- 2024.09.05
- 09:39
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117.祭りなどのイベントでビール提供に使いやすい紙コップ・プラカップ
イベントで使うビールに丁度いい紙コップ・プラカップはどれですか?
祭りなどのイベントでよく使われているビールのカップはどれですか?なんて質問を頂戴する事があるので、今回はイベントでオススメなビールに適している紙コップ・プラカップの選び方を解説していきます。ビールなどのドリンクを扱うことが多いイベントでは、420mlと545mlのコップを用意することが多いですですが、営業でイベントに参加する以上は損をしないようにするのがベストです。よくある条件を基に適合する紙コップ・プラカップのサイズを算数の問題方式で算出していきます。問)条件
ビール出店舗さんからの質問・自治体のイベントで生ビールの販売をすることになり、15Lの生ビールサーバーを8900円でレンタルし中ジョッキサイズで1杯300円で販売することになりました。利益に関してはマイナスにならなければ良しです。その場合、紙コップ・プラカップはどのサイズを選ぶのが良いでしょう?それでは、まず一般的な中ジョッキサイズの容量がどれくらいなのか?について調べていきましょう。
一般的な中ジョッキの容量
居酒屋など通常、一般的に中ジョッキの容量は500ml以下が基準となります。なので、紙コップ・プラカップを選ぶ場合は、420ml~545mlの紙コップ・プラカップを選ぶのが妥当かと思います。選ぶ容量に関しては、今回は、一般的な中ジョッキサイズの生ビールよりも安く提供なので420mlを選ぶなど、イベントに合わせた価格や容量を選ぶのが良いかと思います。
次に、価格を決める為に何杯提供できるのか?について算出していきます。
15Lだと何杯提供できるのか?
紙コップ・プラカップのサイズが決まったので、次に、15Lの生ビールサーバーから420mlと545mlで何杯作れるのかを算出します。・15Lなら420mlで(15000ml÷420ml)約35杯。
・15Lなら545mlで(15000ml÷545ml)約27杯。
杯数がわかれば、次は1杯あたりのコストを算出していきます。
コストの算出
15Lの生ビールサーバーのレンタル料が8900円を基に算出します。・420mlの場合、(35杯÷8900円)で1杯当たり254円のコスト。
・545mlの場合、(27杯÷8900円)で1杯当たり330円のコスト。
この時点での計算には、紙コップ・プラカップの代金が含まれていないので545mlの場合、すでに、1杯300円で販売する今回の条件からはみ出てしまいます。
例えば、1杯400円以上が条件の場合は545mlでも問題はないので販売する価格が基準になります。
販売する価格の決め方
今回のように自治体のイベントとなれば地元の方も多く地域貢献型のイベントになるので他のお店も単価は低めに設定しているケースが多いので、イベントの規模などによって周りの店舗との価格差がでないような値段設定の仕方がベストではないでしょうか。不慣れなサーバー
先程のコストの算出は余すことなくビールを注いだ計算です。イベントでレンタルという事で不慣れなサーバーで泡が多くなりすぎた、逆に、泡が少なくなりすぎたなど、どうしても失敗するので利益優先ではないにしても1杯あたりのコストの余裕は持っておいた方が良いと思います。紙コップ、プラカップを購入するときの注意点。
例えば、表記容量が14oz(420ml)の場合、満杯擦切り(表面張力くらい)での容量表記なので、特にビールなど飲み物プラス泡を入れるので、実際は420ml入れて提供は難しくなります。※oz=オンス表示の場合は1oz約30mlの目安となります。
補足
紙コップやプラカップなどの容量表記やサイズ(寸法)に関しては、共通規格がない為、各製造メーカーによって違いがあり、購入するとなれば、少なくとも数百、数千個の単位で購入する事になり、食品衛生用品として、一度、開封してしまうと返品が出来ない場合が多いので、事前にサンプル請求をして実際に試してから購入することが重要です。特に、イベントで利用する場合は、サイズを間違ってしまうと、開催期間中にドリンクの提供が出来なくなる恐れもでてきますので、時間に余裕をもってサンプル請求してシュミレーションしておきましょう。
回答)まとめ
15Lの生ビールサーバーのレンタル料8900円+1個あたり20円の420mlの紙コップ・プラカップを使って35杯で274円にする事で300円で販売する事が可能となり、利益としては剥離ですが、今回の条件に当てはまります。ただし、420mlの場合、液体と泡を考慮すると一般的な中ジョッキサイズよりは少なくなりますので、事前にサンプル請求をして実際に試してからの購入をするようにして下さい。先にも述べましたが、販売する価格と用意するビールの量によって異なりますので、上記の計算方法を参考にご検討いただくと良いかと思います。- 2024.09.05
- 09:38
116.あらゆる場面で使われている割り箸
木箸と竹箸の違い。それぞれの特徴を解説
家庭での食事や、飲食店での食事、テイクアウトの弁当や寿司など、日常生活に欠かせない存在です。また、お祝いや冠婚葬祭など、特別なシーンでも用いられます。割り箸の特徴は、使い捨てできることです。そのため、衛生的で、食器洗いの手間がかかりません。また、価格が安価で、大量に使用してもコストを抑えることができます。近年では、環境問題への意識の高まりから、使い捨て箸の削減が求められています。しかし、割り箸は、木材や竹などの天然素材を原料としており、環境に配慮した素材であるというメリットがあります。
また、割り箸は、日本独自の食文化を象徴する食器です。割り箸を使い、日本食を味わうことで、日本の文化や伝統を体験することができます。このように、割り箸は、実用性や環境性、文化性など、さまざまな側面から価値のある食器です。
今後も、日本食の定番として、あらゆる場面で使われ続けることでしょう。
選ぶ割り箸の種類によって食事の雰囲気を変えたり、提供するサービスの価値をアップさせることもできます。飲食店の方は、それぞれの割り箸の特徴を正しく理解しておくことが重要です。
今回は、特に使用する機会の多い木箸と竹箸の特徴を紹介し、それぞれのメリット・デメリットなどについても詳しく解説していきます。
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木箸と竹箸の特徴について
木箸と竹箸は、どちらも日本食に欠かせない食器です。しかし、原料や特徴、メリット・デメリットにはそれぞれ違いがあります。木箸の特徴
木箸の原料は、主にアスペン、白樺、エゾ松、杉などです。これらの木材はいずれも強度があり、加工しやすいのが特徴です。木箸のメリット
・原料の種類が豊富で、使用するシーンに合わせて選べる・比較的リーズナブルな商品が多く、端材や間伐材を有効活用している
・木のぬくもりを感じられる、温かみのある雰囲気を演出できる
・木箸のデメリットは、以下のとおりです。
木箸のデメリット
・原料によっては折れやすかったり、きれいに割りにくかったりする・高級な木材が原料の場合は価格が高くなる
竹箸の特徴
竹箸の原料は、主に孟宗竹や真竹などです。これらの竹は、しなやかで強度があり、油や火に強いのが特徴です。竹箸のメリット
・油や火に強く、和食や中華料理、焼肉など、幅広いジャンルの飲食店で活用できる・竹は木よりも成長が早く、供給量が安定している
・軽くてしなやかで、使いやすい
・竹箸のデメリットは、以下のとおりです。
竹箸のデメリット
・季節によりカビや虫が発生しやすい・高温多湿な状況での長期保存には向かない
木箸は、原料や価格の選択肢が豊富で、端材や間伐材の有効活用にもつながります。一方、竹箸は、油や火に強く、幅広いジャンルの飲食店で活用できます。
使用するシーンや用途に合わせて
例えば、以下のようなシーンや用途で、木箸と竹箸のどちらが適しているかを考えてみましょう。和食店や中華料理店など、和食や中華料理を提供する飲食店
和食店や中華料理店など、和食や中華料理を提供する飲食店では、木箸が一般的です。木箸は、原料の種類が豊富で、使用するシーンに合わせて選ぶことができます。また、比較的リーズナブルな商品が多く、端材や間伐材を有効活用しているため、環境に配慮した食器としてもおすすめです。焼肉店など、油や火を使う料理を提供する飲食店
焼肉店など、油や火を使う料理を提供する飲食店では、竹箸が適しています。竹箸は、油や火に強く、耐久性が高いため、焼肉などの料理に適しています。また、竹は木よりも成長が早く、供給量が安定しているため、コストを抑えることができます。家庭での食事や、お弁当のおかずなど
家庭での食事や、お弁当のおかずなどでは、木箸と竹箸のどちらでもよいでしょう。木箸は、温かみのある雰囲気を演出するのに適しています。一方、竹箸は、軽くて使いやすく、油や火にも強いため、お弁当など持ち運びに適しています。まとめ
このように、木箸と竹箸にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。使用するシーンや用途に合わせて、適したものを選ぶようにしましょう。- 2024.01.09
- 11:14
115.紙ストローを使うメリットとデメリットは? 環境に優しい理由を解説
紙ストローを使うメリットとデメリットは? 環境に優しい理由を解説
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コーヒーチェーン店やコンビニエンスストア、ファストフード店などで使われ始めている紙ストロー。しかし、長年使われてきたプラスチックストローの方がよいと感じる人もいます。
そこで本記事では紙ストローが使われている理由やメリット・デメリット、環境保全との関係を紹介します。
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紙ストローとは?
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紙ストローとは、文字どおり紙でつくったストローで、クラフト紙で作られるものが主流です。
サイズは直径6x長さ210mmが一般的で、同じサイズのプラスチックストローが流通していたため、代替商品として同じ規格の紙ストローが開発されました。
ストローはもともと紀元前4千年〜3千年前頃、古代メソポタミア文明で、ビールを飲むときに、葦(あし)の茎を使ったのが始まりとされています。やがて麦の収穫の際に取れた麦わら(straw)を使用するようになり、現在のように「ストロー」と呼ばれるようになりました。そしてビニールストローへと移行して、現在のプラスチックストローに至っています。
プラスチックストローの主原料はポリプロピレン(PP)です。
ポリプロピレンで作ったストローは半永久的にマイクロプラスチックとして地球上に残ります。
一方、近年使われるようになった紙ストローは紙からできているため、やがては分解する性質を持っています。
紙ストローが環境に優しい理由
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紙ストローが導入されたのは、マイクロプラスチックによる環境汚染が深刻になったためです。
紙ストローは環境に優しいとして導入されるようになりました。 プラスチックストローに限らず、プラスチック製品の不法投棄は、年々深刻さを増しており、毎年800万トン以上のプラスチックごみが海に流れ込んでいます(※)。
プラスチックの多くは使い捨てで、利用後にきちんと処理されず環境中に流出してしまうことも少なくありません。
流出したプラスチックのほとんどが最終的に行きつく場所が「海」です。プラスチックごみが川から海へと流れ込むためです。
すでに世界の海には合計で1億5,000万トンのプラスチックごみが存在しており、そこに年間800万トン新たに流入していると推定されています。
海に流れ込んだプラスチックが紫外線で分解されてできるのが、半永久的に残る5mm以下のマイクロプラスチックです。
マイクロプラスチックには有害物質が付着し、それを食べた魚や鳥、人間に健康被害を及ぼす危険性もあります。
プラスチックごみは、人間を含む地球上の生物の生態系に影響するため、問題視されているのです。そこでプラスチックごみを減らす取り組みの一環として始められたのが、紙ストローに移行する取り組みでした。
世界的に「SDGs(持続可能な開発目標)」が叫ばれる中、プラスチックストローの使用をやめる企業も増えています。
大手外食チェーンやコンビニエンスストアが段階的な廃止を決めたのも地球環境への配慮のためです。
※参考:WWFジャパン 「海洋プラスチック問題について」https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html(入手日付2023-07-29)
紙ストローのメリット
紙ストローにもメリットとデメリットがあります。まずはメリットを紹介しましょう。
リサイクルや焼却処分しやすい
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紙ストローのメリットは、環境に優しい点です。プラスチックストローに比べて、紙ストローは分解も早く、リサイクルや焼却処分ができます。 一方のプラスチックもリサイクルは可能です。
環境省が発表している日本のプラスチックリサイクル率は84%と世界的にも高くなっています。 しかし、そのうちの半分以上(56%)は焼却して熱エネルギーに変える「サーマルリサイクル(エネルギー回収)」で、焼却時には二酸化炭素も発生します(※)
プラスチックごみの中にストローが占める割合は約1%ですが、影響はゼロではありません。
量はわずかでも、焼却するプラスチックの量を減らすと地球温暖化の防止にもつながります。
※参考:環境省「プラスチックを取り巻く国内外の状況」https://www.env.go.jp/council/03recycle/20201120t2.pdf (入手日付2023-08-07)
お店で使うとよい印象につながる
紙ストローを採用する企業の立場では、プラスチックストローを紙ストローに換えると消費者からのイメージアップにつながるメリットがあります。株式会社ネオマーケティングの調査では「紙ストローを導入した企業・団体のイメージはよくなると思いますか」の問いに対して、65.2%が「よくなる」と回答しました(※)。
目先の利益を追求するだけでなく「環境問題に積極的に取り組む企業」「SDGsに前向きな企業」とのイメージをもってもらうことは、消費者の信頼を得るためにも重要です。
紙ストローを使用する店の利用者も「SDGsの取り組みに貢献している」と思えるため、人々の環境意識の向上にも寄与します。
※参考:株式会社ネオマーケティング 「紙ストロー導入に関する調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000003149.html (入手日付2023-08-07)
紙ストローのデメリット
環境に優しい紙ストローですが、以下のようなデメリットもあります。プラスチックよりもコストがかかる
紙ストローのデメリットは、コストがかかる点です。例えば、6x210mmのストロー10万本を製造した場合の1本あたりの価格は大体以下のとおりです。
●プラスチックストロー:1本あたり約0.8~1円
●紙ストロー:1本あたり約2~3円
紙ストローはプラスチックストローの3倍ほどコストがかかります。ただし、コストは年々抑えられていく傾向です。
今後、紙ストローがより普及すると、大量生産でより単価が下がっていくと期待されます。
長時間使うとふやける
紙ストローは水に弱い性質を持っています。耐水加工が施されているものの、紙製品のため長時間使用するとふやけてやわらかくなってしまうのが弱点です。
水に弱い弱点を克服した紙ストローの開発も徐々に進んでいます。
しかし、プラスチックの耐水性には及びません。ただし、今後の研究開発でデメリットを克服した紙ストローの登場も期待されます。
まとめ
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紙ストローの基本的な知識や導入された背景、メリット・デメリットをお伝えしました。地球環境に優しい紙ストローですが、プラスチックごみ全体の中では小さな割合に過ぎません。
それでも小さなことから、環境保全活動に協力できます。
株式会社みやこは国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、環境に優しい商品の開発販売を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。
miyacoオンラインショップでは、植物由来の原材料を使用したコップや紙ストローなどの小ロット販売も行っていますので、是非ご利用ください。
- 2024.01.09
- 11:23
114.紙コップに単位がある? 単位別の用途も解説
紙コップに単位がある? 単位別の用途も解説
紙を原料にして作られる紙コップは、オフィスでのコーヒーブレイクや花見・お祭りなどのイベントに欠かせないアイテムです。日常的に活用できる場面も多く、実際に注文しようと考えている方もいるでしょう。 その際、「オンス(oz)」という聞き馴染みのない単位が使われていることに気が付く方もいるのではないでしょうか。日本では缶やペットボトル、ビンで販売される液体の容量は、基本的にミリリットル(ml)もしくはL(リットル)で表記されています。そのため、オンスを基準にされている紙コップにどれくらいの液量が入るのかよく分からない方も多いでしょう。紙コップを適材適所で活用するためには、オンスの概要を押さえておくことが欠かせません。 そこで本記事では、紙コップの単位であるオンスの概要や、容器サイズごとの用途などを解説します。あわせて紙コップの用途にあわせた選び方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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紙コップの単位(オンス)とは?
紙コップの単位には、主にオンス(oz)が使われます。オンスはヤード・ポンド法で使用される、体積を表す単位です。
オンスは日本では馴染みがないかもしれませんが、紙コップ以外にも、Tシャツの厚さを表したり食材や宝飾品の重さを表したりする際に使われます。
オンスはポンドの下につく単位で、3ポンド7オンスのように表されます。
16オンスで1ポンドであり1ポンドの重さが約453グラムなので、1オンスは28グラム、液体の体積に換算すると約30mlです。
オンスをmlに変換する際は、30倍にするといいでしょう。
例えば、5オンスは5×30=150より150mlです。
紙コップの単位がなぜオンスなのか
日常的に液体の体積を表す際は、ml(ミリリットル)やL(リットル)などの単位を使います。
なぜ紙コップの単位にはオンスが使われているのか疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。その疑問を解消するには、紙コップの歴史を見ていく必要があります。
紙コップが初めて使われたのは、20世紀のアメリカだとされています。当時のアメリカでは、列車内に金属製のコップが置かれ、乗客が使いまわして水を飲んでいました。しかし、このコップが伝染病の感染源になるとして、紙製の使い捨てのコップが誕生したのです。アメリカが発祥の地なので、現地で使われる単位のオンス(oz)が今でも紙コップの容量を表す際に使われています。
ちなみに日本で紙コップが作られるようになったのは1930年代で、アイスクリームの容器として普及しました。
単位(オンス)別の紙コップの用途
単位(オンス)別の紙コップの用途を、以下のようにサイズを大きく分けてご紹介します。●2~5オンス
●7~9オンス
●12~18オンス
●33オンス
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2~5オンス
2〜5オンスは、ml(ミリリットル)に換算すると約60〜150mlです。2オンスの紙コップは液体を入れる容器としてはかなり小さい部類に入り、主にスーパーやイベントなどでの試飲やテイスティングに利用されます。
3オンスの紙コップは2オンスのものと同様の用途があるほか、歯医者さんでうがい用の容器として使われたり、エスプレッソを入れたりします。
5オンスの紙コップは、ちょっとしたドリンクを飲むのに適したサイズです。うがい用やお子様用の紙コップとして使われるケースもあります。
7~9オンス
7〜9オンスは、ml(ミリリットル)に換算すると約205〜270mlです。紙コップとしては標準的なサイズで、オフィスやレジャー、テイクアウト、カフェ、フードコードなどさまざまな場面で利用されます。
7オンスの紙コップを若干小さく感じる方は、9オンスがおすすめです。紙コップの中では比較的大きい部類に入り、紙コップ式の自販機で容器としても採用されています。持ち手を広く確保でき、飲料の熱さを多少なりとも軽減できるので、ホットドリンクを入れるのに適しています。
12~18オンス
12〜18オンスは、ml(ミリリットル)に換算すると約360〜540mlです。12オンスの紙コップは、やや大きめの紙コップに分類され、ラージサーズのドリンクを入れたり、ビールを注いだりするのに適しています。
お祭りやイベントでは、フライドポテトや焼き鳥などのフードを入れるのにも利用されます。
大容量サイズの14オンス以上の紙コップは、ドリンクを飲むほか、かき氷や唐揚げ、ポップコーンなどのフードを入れるのに役立つアイテムです。
33オンス
33オンスの紙コップは、ml(ミリリットル)に換算すると約1,000mlです。これほどの大容量となると、ドリンクを飲むというよりも、スポーツ観戦やお祭り、映画館などでポップコーンをはじめとしたフードを入れる容器として使われます。
用途に合わせて紙コップを選ぶのもおすすめ
紙コップのサイズごとの用途は先述したとおりですが、サイズの他に用途で選ぶのもおすすめです。以下のシーンごとにおすすめの紙コップをご紹介します。
ドリンクを入れるのに使う
ドリンク・フード以外を入れるのに使う ドリンクを入れるのに使う際は、冷たいドリンクだけでなく熱いホットドリンクを注ぐことも想定し、重層構造で断熱タイプのものを選ぶといいでしょう。直接手で持っても熱さを感じにくく、夏だけでなく冬にも使いやすい点が特徴です。カフェやビジネスシーンでは、白無地の紙コップやモダンカラーの紙コップを使用すると落ち着いた雰囲気にマッチするでしょう。
大量に使う
大量に使うことが想定される試飲やテイスティング、歯医者さんでのうがいなどのシーンでは、小さめのサイズがおすすめです。白無地の紙コップにすれば、さらにコストを抑えられるでしょう。レジャーやイベントで使う
レジャーやイベントで使う場合は、柄やカラーがあるものを使うと気分や雰囲気が盛り上がることが期待できます。コストを抑えたいなら、無難に白無地の紙コップでもいいでしょう。 フードを入れるのに使う際には、12オンス以上の大容量の紙コップが適しています。
フードを入れるのに使う
焼き鳥やフライドポテトは12オンス以上の紙コップを、ポップコーンなどより大量のフードは33オンスの紙コップを選びましょう。収納に使う
紙コップはドリンクやフードを入れるのが主な用途ですが、収納用やペン立てとしても活用できます。そのような用途で利用する際は、インテリアとして部屋映えするように柄入りの紙コップがおすすめです。さまざまな柄を用意すれば、内容物も把握しやすくなります。鉢植えに使う
英字が施されたおしゃれな紙コップを、観葉植物を育てる植木鉢に利用すれば気分が上がるでしょう。まとめ
本記事では、紙コップの単位であるオンス(oz)の換算方法や歴史などの概要を解説しました。紙コップはアメリカが発祥の地なので、現地で使われる単位のオンスが今でも使われています。 紙コップは試飲やテイスティングに適した2オンスのものから、ドリンクを飲むのに適した7〜12オンスのもの、フードを入れることのできる12オンス以上の大容量のものまで幅広いサイズがあります。それぞれに最適な用途があるので、適材適所で活用するのがおすすめです。 また、大量に使う、イベント・レジャーで使う、ドリンク・フード以外のものを入れるのに使うなど、細かい用途に合わせて紙コップを選ぶのもいいでしょう。miyacoオンラインショップでは、さまざまなサイズの紙コップを取り揃えています。オフィスやイベント、レジャーなど幅広い用途で必要になった際は、ぜひご利用をご検討ください。購入をご検討のお客さま向けに、無料で商品サンプルを提供しているので気になる方はお問い合わせください。
- 2024.01.06
- 15:04
113.ペーパータオルの特徴や用途を解説します。
意外と知らないキッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパー、ペーパータオルの違いとは?
日常的に活躍するペーパー類には、キッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパー、ペーパータオルなどがあります。これらは頻繁に利用しますが、違いを聞かれると意外と思い浮かばないものです。それぞれを適材適所に利用するには、違いを押さえておく必要があるでしょう。 そこで本記事では、各ペーパーの特徴や用途を解説します。
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食器や食材を拭いたら捨てられる、キッチンペーパー
キッチンペーパーは、主に台所で利用されるペーパー類です。キッチンペーパーの形式には、テッシュペーパーのようにパックから取り出すものや、トイレットペーパーのように芯の周りに巻かれ、ペーパースタンドにセットするものがあります。
キッチンペーパーをよく見てみると、表面に凹凸があるのに気づくでしょう。これは浮き出し加工やエンボス加工と呼ばれ、油や汚れを吸着させる役割があります。
主な用途
キッチンペーパーの主な用途は、食器や食材についた水分や油分、汚れの拭き取りです。拭き取る際、その都度新しいキッチンペーパーを使用できるので、衛生的に安心です。上記で紹介した以外にも、さまざまな場面で利用できる汎用性も兼ね備えています。キッチンペーパーを落しぶたのように被せると、食材を茹でたり煮物を作ったりする際に出る灰汁(アク)を取り出せます。コーヒーフィルターの代わりやヨーグルトの水切りとして使う、などのように意外な利用方法がある点も特徴です。
繰り返し食器などを拭ける、キッチンタオル
キッチンタオルとは、不織布やコットンなどの布でできたタオルを指します。キッチンタオルと先ほど紹介したキッチンペーパーとの違いは、使い捨ての可否と素材です。
キッチンタオルは洗って繰り返し使うことが想定されているのに対し、キッチンペーパーは基本的に使い捨てです。
繰り返し何度も拭く台所やテーブルはキッチンタオル、食材についた水分やフライパンの油汚れなど、特に衛生面が気になるところにはキッチンペーパーを使う、のように使い分けができるでしょう。 またキッチンタオルの素材はコットン製・マイクロファイバー製・リネン製などの布なのに対し、キッチンペーパーは紙です。前者は洗えば再度利用できるので、経済的に優れています。
主な用途
キッチンタオルは主に、食器の水分やテーブルの汚れを拭き取るのに活用できます。テーブルを拭くのに特化したものはキッチンクロスとも呼ばれ、キッチンタオルの一種です。
キッチンタオルにはデザイン性に富んだ商品もあるので、機能面だけでなくインテリアの一部として取り入れられそうかで選ぶのもいいでしょう。
料理で活躍する、クッキングペーパー
クッキングペーパーは、見た目はキッチンペーパーに似ていますが利用目的が異なります。素材はパルプ製なので水分や油分を充分に吸収してくれ、かつ生地を丈夫にするフェルト加工が施されるので、料理で活躍します。
クッキングペーパーと似たペーパー類にクッキングシートがありますが、後者は両面がシリコン樹脂で覆われており、ツルツルとした肌触りが特徴です。クッキングペーパーと同様に料理に活用できますが、主にオーブンを使ったお菓子作りに使われます。
主な用途
クッキングペーパーは、料理のさまざまな場面で利用されます。肉や魚、野菜などの食材に味をしっかりつけたい場合は、クッキングペーパーで包んで漬け込むと、全体的に味が染み込ませることができます。
豆腐の水分を切りたい、もしくは揚げ物の余分な油を吸い取りたい際は、それぞれを包んでレンジで温めるといいでしょう。 ただ、クッキングペーパーはレンジで利用できますが、トースターを利用したり直接火に近づけたりすると燃え広がる可能性がある点には注意してください。その他、キッチンペーパーと同様に食材の水分や汚れを拭き取れたり、落し蓋として利用できたりします。
トイレや洗面所に置いてある、ペーパータオル
ペーパータオルは、トイレや洗面所に置いてある使い捨ての紙タオルです。トイレットペーパーやティッシュペーパーに比べて丈夫で、柔軟性も兼ね備えているため水分を拭き取るのに適しています。 基本的には使い捨てですが、洗って再利用できる商品も出てきています。
主な用途
ここまでに紹介した台所用品であるキッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパーと異なり、ペーパータオルは衛生用品です。主な用途は、手を洗った後の水分を拭き取ることで、不特定多数の人が利用するトイレや洗面所で設置されているケースが多く、使った経験のある人も多いでしょう。
水分を拭き取る以外にも、掃除にも利用できるのがペーパータオルの特徴です。アルコールや洗剤、クエン酸を吹きかけると、床や鏡についた頑固な汚れを拭き取れます。
まとめ
今回は、日常でよく利用するキッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパー、ペーパータオルの違いを解説しました。それぞれ素材や形状だけでなく用途も異なるため、適した場所で利用しましょう。オンラインショップ「みやこ」では、紙コップ・プラカップ・ペーパータオルなどの日用品を取り扱っています。購入をご検討のお客さま向けに、無料で商品サンプルを提供しているので気になる方はぜひお問い合わせください。
- 2024.01.06
- 14:08
112.ホテルのアメニティはどのようなものがある?持ち帰ってもよいの?
ホテルのアメニティはどのようなものがある?持ち帰ってもよいの?
部屋のグレードや立地、価格に加えて用意されているアメニティもホテルを選ぶ際には重要なポイントです。アメニティが充実していると、快適な宿泊を楽しめるでしょう。 一口にアメニティといっても、ホテルによって異なるほか、持ち帰ることが可能なもの・不可能なものなど多岐にわたります。 そこで本記事は、ホテルのアメニティにはどのようなものがあるのか、持ち帰っていいアメニティは何かなどを解説します。今後のホテル宿泊に役立つ情報をまとめたので、ホテルアメニティの概要を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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ホテルのアメニティはどのようなものがある?
アメニティとは、快適さや心地よさを意味する英語「amenity」が基になった言葉です。ホテルや旅館での一日を快適に過ごすためにある備品で、使い捨てのものもあれば、持ち帰りが可能なものもあります。 ここからは、一般的に用意されていることが多いアメニティと、ホテルによって有無が変わるアメニティをそれぞれ紹介します。一般的に用意されていることが多いアメニティ
ビジネスホテルやリゾートホテルなど、ホテルの形態によらず一般的に用意されていることが多いアメニティは、以下のとおりです。
● 枕カバー・シーツ
● バスタオル
● ハンドタオル
● 浴衣・バスローブ
● トイレットペーパー
● 歯ブラシ・歯磨き粉
● 髭剃り
● カミソリ
● シャンプー
● コンディショナー
● ボディーソープ
● ハンドソープ
● スリッパ
● ヘアアイロン
● くし
● ヘアゴム
● シャワーキャップ
● コットン
● 綿棒
● 冷蔵庫
どのようなホテルにも備え付けられているアメニティは、身の回りの日用品が多く、買い出しの手間やコストを抑えられるため宿泊する上で欠かせないものです。
ホテルによって有無が変わるアメニティ
ホテルによって、有無が変わるアメニティもあります。例えば、洗顔・クレンジング・化粧水・乳液・クリームなどの基礎化粧品やヘアアイロン、衣服用のアイロンなどです。また、アメニティとして空気清浄機や加湿器、靴乾燥機などを貸し出しで用意しているホテルもあります。
リゾートホテルでは高級ブランドの化粧品やコーヒー・ティーのセット、ソフトドリンク、靴を脱いで宿泊する旅館では靴下がもらえるケースもあります。
アメニティを選べるホテルもある
ホテルによっては、宿泊者がより快適な宿泊となるように、宿泊者自身でアメニティを選ぶ形式を導入しているところもあることをご存じでしょうか。入浴剤や各種日用品などのアメニティがエントランスやロビーに用意されており、チェックイン後に宿泊者自身が自分の好きな組み合わせでアメニティを選ぶことができます。
他にも、日常生活にかかせないスマートフォンの充電器や、お仕事には欠かせないパソコンの充電器を選ぶことのできるホテルもあります。 また、グレードの高いリゾートホテルには、24時間利用できるジムや疲れを癒やすことのできるスパ、会議スペースが用意されていることもあります。これらの充実したアメニティがあれば、ホテルがただの宿泊する手段から、非日常的で特別な雰囲気や体験を味わえるものに変わるでしょう。
同じホテルでも、宿泊プランによってアメニティのグレードやコンセプトが変わることもあるのでチェックするのがおすすめです。
必要なアメニティがある場合は事前に確認を
ホテルに用意されている一般的なアメニティについては先述しましたが、必ずしも備え付けられているわけではありません。
最近はプラスチックごみ削減のために、プラスチック資源循環促進法が施行されたこともあり、プラスチック製のアメニティを有料化したり、宿泊者からの要望があってから準備したりするなどの対策が取られています。
ホテルによっては用意されていないものもあるので、宿泊した後に困ることがないよう、ホテルの公式ホームページや宿泊予約サイトを確認しましょう。 また、充電器やヘアアイロン、ドライヤーなどのアメニティがあれば余計な荷物を減らせるという観点からも、事前に宿泊するホテルに確認するのがおすすめです。
特に海外ホテルに宿泊する場合、日本のホテルと異なりアメニティが充実していない可能性があります。
より快適な宿泊となるよう、使い慣れたものを持参するのも選択肢の一つです。
ホテルのアメニティは持ち帰れるものがある?
ここまでにホテルのアメニティの概要をご紹介しましたが、中には持ち帰れるものがあるのをご存知でしょうか。せっかくなので持ち帰って日常生活の予備にしたり、外出用や携帯用として持って活用したりしたいと考える方もいるでしょう。 ただ、中には持ち帰ってはいけないものもあるので、両者の違いや迷った場合の対策などをご紹介します。
持ち帰ってもよいもの
持ち帰ってもよいアメニティは、主に使い捨て用品や小分けになっているもの、衛生上使い回しができないものなどです。例えば、以下のアメニティがあげられます。
● 歯ブラシ・歯磨き粉
● 髭剃り
● 使い捨てスリッパ
● 個装されたシャンプー・リンス
● ティーバッグやドリップコーヒー
● 使い捨てのヘアブラシ
● ボディウォッシュスポンジ
● シャワーキャップ
● ヘアゴム
● コットン
● 綿棒
また、ホテルによっては、選んだ入浴剤や小分けになった基礎化粧品などを持ち帰れる場合もあります。
アメニティセットとしてまとめられているものも持ち帰れます。日常で使うものも多いので、予備で持っておくと便利でしょう。ただし、無料でもらえるからといって大量に取ることは避け、節度ある利用を心がけてください。
持ち帰ってはいけないもの
持ち帰ってもいいアメニティがある一方、使い捨てではないものやホテルの備品は持ち帰ることはできません。以下のアメニティは、持ち帰らないようにしましょう。
● ベッドリネン(枕カバー・シーツ)
● 浴衣・バスローブ
● 詰め替えボトルに入ったシャンプー・ボディーソープ・コンディショナー
● ボトル入りの基礎化粧品
● バスタオル
● フェイスタオル
● ヘアドライヤー
● ヘアアイロン
● 食器類
● 雑誌や書籍
これらのアメニティはホテルがクリーニングして再度利用できるほか、複数の宿泊者に利用してもらうことを想定しているものです。
勝手に持ち帰るとトラブルに発展する可能性があるので、ホテル内での利用に留めてください。
浴衣やバスローブ、バスタオルなどは売店で販売されていることもあるので、欲しい方はそちらで購入しましょう。
持ち帰ってはよいか分からない場合はホテルに確認
持ち帰ってよいアメニティとそうでないアメニティの見分け方をご紹介しましたが、中には判断に迷うものもあります。例えば、個装されたハンドタオルやミニボトルに入ったシャンプー、基礎化粧品などです。これらは持ち帰れる場合もありますが、先述したようにトラブルになる可能性もあるので、判断が難しい場合は必ずホテルスタッフに確認してください。
まとめ
本記事では、ホテルアメニティの概要や持ち帰れるものとそうでないものの違いを解説しました。
バスグッズやヘアドライヤーなどの基本的なものは、快適な宿泊に欠かせないアメニティです。
グレードの高いリゾートホテルでは、ジムやスパ、高級ブランドのアイテムなどのアメニティが揃っているので、より非日常的な体験を楽しめるでしょう。
ホテルによっては、アメニティを自分の好きな組み合わせで選べるところもあります。
基本的なアメニティはおおよそ共通していますが、必ずしも使いたいものがあるとは限りません。
事前に宿泊予約サイトやホテルのホームページをチェックするのがおすすめです。
宿泊費にアメニティの費用は含まれているという考えの基、使い捨てのものや個装されたものは持ち帰っていい場合もあります。しかし、ボトル入りのバスグッズやバスローブなどは、持ち帰るとトラブルになる可能性もあるのでホテル内での利用を守るようにしてください。中には持ち帰ってもいいか迷うアメニティもあるので、そのようなものはホテルスタッフに必ず確認しましょう。
- 2024.01.06
- 14:39
111.ペーパータオルのサイズの種類は?それぞれの特徴と選び方
ペーパータオルのサイズの種類は?それぞれの特徴と選び方
飲食店やオフィス、商業施設などのトイレ・洗面台などに手拭き用として設置されているペーパータオルですが、いくつかサイズのバリエーションが存在します。サイズによって使いやすさや設置しやすさなどが異なるため、使い道や設置場所に応じて適切なものを選ぶことが大切です。とはいえペーパータオルにはさまざまなサイズがあり、どれを選ぶべきか悩まれるでしょう。ペーパータオルの基本的なサイズ展開から、選び方まで解説します。
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ペーパータオルとは?
ペーパータオルとは、手洗い後の手拭きや台拭きなどに使用される紙製のタオルです。 飲食店やオフィス、商業施設などのトイレ・洗面台などで、よく見かけます。ティッシュやトイレットペーパーよりも耐久性・吸収性に優れています。 一般的な布製のタオルとは違い使い捨てのため、雑菌やウイルスが繁殖するリスクが低く、不特定多数の人が利用する施設でも衛生的に使用できるのが魅力です。 調理用に利用されるキッチンペーパーもペーパータオルの一種ですが、ペーパータオルと呼ばれる場合は衛生用品であることが一般的です。ペーパータオルのサイズは主に2種類
ペーパータオルのサイズは大判、中判、小判と3種類ありますが、中判と小判の2種類がメインで売れています。 考えられる理由としては、手拭きで使うのに、中判と小判のサイズで充分なことと、店舗などのトイレに設置してあるペーパータオルホルダー(ディスペンサー)が中判、小判対応の物が多い為に、中判と小判のサイズが多く利用されているのかと思います。 3サイズの特徴やサイズ感を紹介するので、どのサイズが使用しやすいのか確認してください。大判サイズ
一枚で手を拭き切れる大きなサイズで、目安サイズが横230mm×縦248mmのもの。 何枚も使って浪費されにくいコスパの良さと、ゴミが少なくて済むのが大きなメリットです。 サイズが大きく吸収性にも優れるので、手拭き用だけでなく汚れを拭き取る台拭きとしても活用しやすくなっています。 ※miyacoオンラインショップでは取り扱いがございません。(2023年11月時点)中判サイズ
大きくも小さくもない標準的なサイズで、目安サイズが横220mm×縦225mmのもの。 手拭き用や掃除用など多様な目的に使用しやすいサイズ感で、一般的に多く利用されているタイプです。 一般的に使用されることの多いサイズであることもあって、バリエーション豊かなのがメリットです。小判サイズ
ちょっとした汚れをサッと拭き取るのに適したサイズで、目安サイズが横220mm×縦170mmのもの。 サイズが抑えられていることで価格が安くなっており、コストパフォーマンスに優れるのがメリット。補充し続けることを考えると、ランニングコストを抑えられます。 またサイズが小さいことで狭いトイレでも設置しやすく、在庫の収納スペースも小さくて済みます。ペーパータオルの選び方
ペーパータオルの選び方として「サイズ」「素材」の2つが大切です。 どのような場所で使用するのか、どのような用途に使用するのかを念頭に、適切なサイズ・素材のものを選びましょう。サイズで選ぶ
先述したとおりペーパータオルには大判・中判・小判とサイズが分かれているので、使い道・設置場所に応じて適切なサイズを選びましょう。大判は一度に多くの面積を拭き取れるため、トイレの手拭きや大きなテーブルの台拭きなど、水分や汚れを十分に拭き取りたいときにぴったりです。
中判は一番使い勝手が良く種類も豊富なため、幅広い用途に使える万能選手です。バリエーション豊富なので、機能性を重視したい方にも適しています。
また小判サイズは必要最小限の大きさのため、サッと掃除したい場合や狭いトイレに設置する場合におすすめです。
素材で選ぶ
ペーパータオルにはさまざまな素材が使用されており、素材によって見た目や質感など特徴が異なります。主にパルプ・再生紙・バガス・未晒しなどいくつか種類があり、代表的な4つの素材として、それぞれ以下のような特徴があります。
●パルプ:木材から抽出した繊維で作られた紙。柔らかく肌触りが良いのが特徴。
●再生紙:新聞や雑誌などの古紙を再利用して作られた紙。パルプに比べ吸水性で劣るものの、安価で環境に優しい。
●バガス:サトウキビの搾りカスから作られた紙。本来は廃棄される材料を使うため環境に優しい。
●未晒し:染色・脱色されていない未加工の紙。茶色くザラザラとした独特の風合いで、未加工のため比較的安全性が高く飲食店などでよく用いられる。
このように同じペーパータオルでも素材によって特徴が異なるので、それぞれの特徴を比べてベストなものを選びましょう。
まとめ
手拭きや台拭きなどに使用されるペーパータオルは、サイズによって使いやすさやコストパフォーマンスなどに差があります。とはいえ、どのサイズが良いのかは一概にいえないため、設置する場所や使い道などから適したサイズを選ぶことが大切です。 オンラインショップ「みやこ」では、さまざまなタイプのペーパータオルを販売しています。3,000円以上のお買い物で送料無料、大量注文も承っておりますので、ぜひご利用ください。- 2023.11.13
- 11:17