「あそこの〇〇弁当、おすすめだよ!」…ランチタイムにそんなおしゃべりをしているのは、圧倒的に女性が多いです。自分の感想をシェアしたり、試したものをSNSにポストしたりするのも女性にみられる傾向で、この女性の発信力・シェア力により人気が出たアイテム、注目が集まった商品も少なくはありません。テイクアウト弁当やデリ惣菜販売においても、人気の拡大やリピート率の向上に、女性客のこの力は大きな助けになります。
女ゴコロをつかむポイントとは?
「美味しさ」と「値段」これはお食事を提供するにあたって、何より肝になる部分です。しかし、味がよくて手頃な値段であれば売れる、というわけではありません。男性の場合は、これに加えて「量」「お店までの距離」が購入の決め手になる傾向がありますが、女性に対しては「周辺価値」を高めることが重要です。
テイクアウト弁当・デリ惣菜における中心価値は「口(食べること)の満足感」。これはそれぞれのお店の持ち味や、調理方法の工夫、原材料の選定のこだわりから、試行錯誤を重ねて追求されていくものでしょう。では「周辺価値」とは何でしょうか?それは「目・鼻・手の満足感」のことです。見た目に楽しむことができ、食欲がわきたつ匂いがして、ほっとする、あるいはワクワクするような手触りを創出することが、テイクアウト弁当・デリ惣菜の商品価値を高め、女ゴコロをつかむポイントとなるのです。
周辺価値を高めるために・・・・・・
中心価値となる「味」はそれぞれのお店の経験・努力の賜物ですが、周辺価値の向上には「容器」が重要な役割を果たします。テイクアウト容器は、ただ単に食事を詰め込むといった利便性のみならず、見栄えや手触りのよさを引き立たせるツールなのです。
ポイント1
見た目良く!しっかりデコレートor透明なフタ+不透明容器の組合せ
お弁当の中身の見栄えをひきたたせるのに効果的なのは、店頭に中身が見えるようにフタを開けたサンプルを、濃色の紙ナフキンやおしゃれなカトラリーで飾り付けて設置することです。ただ、お弁当の種類が多い場合や、ランチ営業をしながらテイクアウト販売を行っている場合など、ここまで手間暇かけられないこともありますよね。時短で見栄えを演出するのに、おすすめなのは透明プラスチックのフタと不透明な容器の組み合わせです。透明なフタなら、手をかけた設置をせずとも、ぱっと中身を確かめられます。弁当の盛り付け方・彩りのバランスを工夫して、並べましょう。容器が不透明というのも、大切なポイントです。容器全体を透明にすると屋台の焼きそばやスーパー惣菜のようにみえてしまい、味がよくとも、ワンランク下がった印象になってしまうのです。また透明プラスチックのかみあわせには、汁漏れ・ソース漏れの先入観もつきまといます。
「安さがウリ」であれば、それでもよいのですが、見た目にこだわるなら、透明フタ+不透明容器がおすすめです。プラスチックのフタに中身のソースや汁がべっとりつかないよう気をつけて盛り付けましょう。
ポイント2
匂いとぬくもりは電子レンジ対応の耐熱容器で!手触りをランクアップさせるなら素材は「紙」
これから寒くなってくる季節、容器が電子レンジ対応可能なことも重要なポイント。電子レンジで温め直すことで、料理の匂いをわきたたせることができます。そして、手にした時のぬくもりが生まれます。耐熱のプラスチック容器もありますが、紙容器の方が、おだやかな白色とソフトな手触りで、食事する時に「ほっ」とするぬくもりを演出できます。さらに触り心地をよくするならば、エンボス加工が施された紙容器をつかってはいかがでしょう?
細やかな凸凹が指にやさしく手に馴染み、滑り止めにもなります。エンボス加工ではない、つるっとした紙容器の場合は、お店のシールを貼る、スタンプを押す、というワザも効果的です。お店のロゴやオシャレな表記があればそれを活用するのもいいですし、特になければ「Thank you」「ほっとする一時を」など、市販の素敵なシールを活用するのもありでしょう。
透明フタ+紙容器で電子レンジ対応、みやこは様々なバリエーションでご用意しております。
透明フタ+丸型容器(電子レンジ対応可)
透明フタ+丸型厚紙容器(電子レンジ・オーブン対応可)