ひな祭りと言えば、おひなさまとお内裏さまの人形を飾る日本の伝統行事。その起源は平安時代の「ひいな遊び」にさかのぼり、江戸時代には女の子の健やかな成長を願う行事として広まりました。現在も、ひな人形を飾り、桃の花や菱餅を添えてお祝いする風習が続いています。
けれど、ひな祭りの楽しみ方に決まりはありません! 色やデザインにとらわれず、自由な発想でひな人形を作るのも素敵なアイデアです。自分だけの個性を活かして、世界にひとつだけのひな飾りを作ってみませんか?今回は、紙コップを使った簡単な手作りひな人形をご紹介します!
紙コップひな人形の作り方
用意するもの(100円ショップで手に入ります)
- 紙コップ(1つの人形に1つ)
- 折り紙(着物用)
- のり・両面テープ
- はさみ
- ペン(顔を描く)
作り方
1. 顔と髪の毛を描く
紙コップの上部(側面)に、それぞれ好きな表情と髪の毛を描きます。
- にっこり笑顔、ほっぺをほんのり赤くするなど、優しい雰囲気に
- キリッとした表情や、かわいいウインクなど、自分らしいアレンジOK!
- まつげや眉毛の描き方を工夫すると、いろんな個性が出て楽しい♪
伝統的な雰囲気にするもよし、オリジナルキャラ風にするもよし!
2. 着物を作る
- 折り紙や色画用紙を紙コップの側面に巻き、のりや両面テープで貼る
- 好きな色や柄を選んで自由にアレンジ!
- 和柄や花柄、シンプルな無地も素敵
- 折り紙を手でちぎって、まばらに貼るのも可愛い!
- ちぎった紙をランダムに貼ると、和紙風の味わいに♪
- 小さなお子さんでも楽しめる簡単アレンジ
- 折り紙を細く切って両サイドに張り付けて袖を作る
- 1~2cmの幅で、顔と着物の境目に張り付けて床につくくらいの長さがベスト!
- 半分に折ると立体感が出て袖感アップ!
3. かんむり・しゃく(笏)・扇を作る
- お内裏さまの冠 → 小さな王冠を作り、頭の上に貼る。
- しゃく(笏) → 細長く作り、手元に貼る。
- おひなさまの扇 → 扇の形に切り取って、手元に貼る。
アレンジアイデア3選
台座を作る
・箱や厚紙を使ってひな壇風にアレンジ!
ぼんぼりを添える
・小さな紙コップに和柄の紙を巻いて、ぼんぼり風に!
名前を書いてオリジナル感UP
・名前や日付を入れると特別な思い出に!
まとめ
紙コップを使えば、簡単にかわいいひな祭り飾りが作れます!
子供と一緒に楽しめるので親子の思い出作りにはもちろん、保育園や幼稚園の工作、地域のイベントや施設でのひな祭り装飾にもぴったり。
大がかりな準備なしで作れるので、小さな子供でも取り組みやすく、安全に楽しめるのもポイント!みんなで作ったひな人形を並べれば、手作りならではの温かみのあるひな祭りが楽しめます。
伝統を大切にしながら、もっと自由で楽しいひな祭りを一緒に楽しみましょう♪
今回使用した紙コップはこちら