【企業・施設向け】うがい用コップ、どう設置する?「ディスペンサー」への疑問を徹底調査!
オフィスや施設など不特定多数が集まる場所は、新型コロナウイルスに限らず、常に様々な集団感染のリスクを抱えています。一人ひとりの感染対策も大切ですが、集団感染から従業員や利用者を守るためにも、会社や施設のサポートがあるとより心強いです。過去にもコラムではうがいと感染対策について紹介してきましたが、今回は企業・施設でのうがいと感染対策に便利な「紙コップ用のディスペンサー」についてご紹介します。
「ディスペンサー」ってなに?
「ディスペンサー」とは一般的に、上の画像のよう使い捨てコップを取り出す装置のことを指した言葉です。ウォーターサーバーなど飲み物のそばに付いていることが多いです。最もよく知られる形は縦長で細い壁掛け型ですが、他にも卓上型キャビネット型など、用途や紙コップの大きさに応じてさまざまな種類があります。
ディスペンサーはどうやって設置するの?
一般的なディスペンサーの設置には、特殊な工具は必要ありません。例えば、みやこのディスペンサーは背面にマグネットがついているので、壁を傷つけることなく、貼り付けるだけで設置することができます。もしマグネットが貼り付けられない壁でも、貼ってはがせるタイプの両面テープで十分装置を支えることができますので、賃貸のオフィスなど原状回復が必要な場所でも、すぐに設置できて使い始められます。
設置したらどんな感じになるの?
壁掛け型を設置した場合、画像のように空中に浮いたような形になります。筒の上から紙コップをまとめてセットし、装置中央のボタンを押して出すことで、ホコリや水濡れだけでなく、他のコップに触れる心配もなく、1個ずつ簡単に取り出すことが可能です。残量もひと目でわかるので、設置後のメンテナンスも簡単です。
年間コストはどれくらいかかるの?
ディスペンサーの設置費用のみ最初にかかりますが、年間コストのほとんどは紙コップの補充によるものです。一人あたりにかかる費用は少ないまま、手軽に感染症対策ができるのはうれしいですね。うがい用でしたら3オンスでも十分ですので、まとめて発注するのではなく、利用者数を考慮して定期的に発注数を見直しましょう。1度に大量に発注すると、在庫の置き場に困るだけでなく、保存環境によってはカビの発生や、紙製品を好む小さな虫がわいてしまう恐れもあります。口に触れるものだからこそ、衛生面に不安を感じたら新しい紙コップを使用するようにしてください。
ディスペンサーの注意点
ディスペンサーにはそれぞれに対応した紙コップの大きさ(オンス)があります。
例えば同じ3オンスでも、製造元が異なると仕様が異なりますので、ディスペンサーで使えない可能性があります。紙コップは衛生品ですので、返品ができない場合も考慮して、ディスペンサーを購入した店舗で紙コップを補充するのが確実です。また、店舗によっては、同じオンスでもカップの種類が異なると使えない場合もあります。
まとめ
毎日のうがいを習慣づけて新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや花粉症への対策をしていきましょう。