お弁当、何で選ぶ? 1位は価格。2位、3位は?
@niftyニュースによると、お弁当を選ぶときに重視する点を調査した結果、総合ランキングは次の通り!!
1位 価格(54.8%)
2位 好物のおかずが入っているか(42.8%)
3位 栄養バランス(31.0%)
4位 ボリューム(30.2%)
5位 見た目・彩り(25.4%)
半数以上の方が価格を重視していますが、テイクアウトのお弁当が増えてきたこの頃、「価格」だけで差別化をはかるのは難しいかもしれません。そこで注目したいのが、2位以下のポイントです!好物が入っているか?栄養バランスが良さそうか?ボリュームはあるか?(あるいは控えめか?)いずれも、ぱっと目に飛びこませることができる情報なので、お弁当の盛り付けは大事です。「お弁当 盛り方 コツ」 で検索すると、実際のお弁当屋さんからフードコーディネーターまで、多くの人がポイントを解説しています。「盛り付け」同様に、お弁当をぐっと美味しくみせてくれるのがお弁当を詰め込む容器。こちらもないがしろにはできません。
最もよく使われている弁当容器は?
それは、フタが透明なプラスチックのタイプです。これは中に仕切りがあるタイプから丼まで、外食店からスーパーやコンビニでまで最も広く使われているタイプです。そのまま店頭に並べるだけで、ふらっとやってきたお客様にも、お弁当の中身や彩りをダイレクトに伝えることができます。お店側にとっても、コストが安く、軽量なうえ、かさ張らずに保存できるというメリットがありますよね。
最も多いタイプだけに、他店との差別化をはかるのに意外と重要なポイントが「容器の色が中身にマッチしているかどうか」。プラスチックのお弁当容器は黒か白が多いかと思いますが、それぞれにこんな効果があります。黒い容器にお弁当を詰めると…食材の色・彩りがひきたたせ、ツヤやかに見せる効果があります。区切りがある容器の場合、おかずとおかずの間にくっきりと線が入り、メリハリも付きます。ただし、色がひきたつだけに、同色が並ぶとかえって印象がぼやけます。白・茶・緑・黄・赤が程よく見えるような工夫が必要です。
白い容器にお弁当を詰めると…どのような食材にも馴染み、自然にやわらかく見せる効果があります。ただし、白飯を乗せる場合はぼやっとした印象になりかねません。ゴマや刻んだ漬物を彩りとしてトッピングしたり、海苔や卵焼きで包むなどして色を添えたり、炊き込みご飯やターメリックライスなど色のついたご飯を詰め込むのがポイントです。
他店と差がつく、とっておきの容器は?
あちこちにプラスチック容器のお弁当が並ぶ中で、ちょっと目を引くのは、紙やクラフト素材の「プラスチックっぽくない容器」です。ナチュラルな木のようなクラフトの暖色は、白より一層やわらかく、あたたかみのある演出ができます。また同じ「白」でも、光を反射するプラスチックと、光をうけとめる紙素材では印象が異なります。中身が同じでも、容器が違うことで特別感がアップするでしょう。また、お弁当を食べ終わった後に困るのが「ゴミの分別」問題です。プラスチックは不燃ゴミなのか、汚れていたら可燃ゴミなのか・・・地域によってルールは異なりますが、紙素材の容器の場合、多くが「可燃ゴミ」として捨てられます。
まとめ
いかがでしたか?栄養バランスや味、見た目に工夫をこらしてお弁当を作ったからには、それを美味しく召し上がっていただける容器をこだわりたいところ。お弁当のメニューやいらっしゃるお客様の様子を見ながら、ふさわしい容器を選びましょう。