110.ペーパータオルとキッチンペーパーどちらが安い?ペーパータオルのメリットや選び方も解説|ペーパータオルの通販ならMIYACO(みやこ)

2024/02/15

拭き掃除をしているイメージ画像
出典:AdobeStock

ペーパータオルとは使い捨ての紙タオルのことで、オフィスや飲食店、公共施設のトイレなどの洗面所でよく見かけられます。一般的に手を拭くための衛生用品として認識されていますが、実は調理に使うキッチンペーパーもペーパータオルの一種です。
ペーパータオルとキッチンペーパーはどちらも一見同じように見えますが、機能や素材などに違いがあり、価格面でも差があります。ペーパータオルとキッチンペーパーどちらが安いのかや、ペーパータオルのメリット・選び方について解説します。


-もくじ-

ペーパータオルとは?

ペーパータオルとキッチンペーパーの違いは?

ペーパータオルのメリット

ペーパータオルの選び方

ペーパータオルとキッチンペーパーはどちらが安いのか

まとめ



ペーパータオルとは?

ペーパータオルとは、トイレや洗面所などで手を拭くために使用される使い捨ての紙タオルのこと。柔軟性や耐久性、吸水性に優れています。
基本的に衛生用として使われることが多く、オフィスや飲食店、公共施設のトイレなどの洗面所でよく使用されます。しかし一度汚れても再利用できるものなど豊富な種類があり、調理時に使用される「キッチンペーパー」もペーパータオルの一種です。
ペーパータオルのパッケージには「調理用」か「衛生用」か記載されているので、目的に応じて使い分ける必要があります。

ペーパータオルとキッチンペーパーの違いは?

ペーパータオルとキッチンペーパーの違いは、使用目的にあります。
そもそもキッチンペーパーとは、調理や拭き掃除に使用できるキッチンアイテムで、丈夫で吸水性・吸油性に優れているのが特徴です。
基本的にペーパータオルは衛生用に使われるため、それほど分厚くなく、手を拭きやすいよう優れた吸水性を誇ります。食品に触れる用途での使用は、想定されていません。対してキッチンペーパーは調理用のため、水分に加え油分も吸収でき、調理中に使用しやすいよう濡れても強度が落ちない丈夫で分厚い作りになっています。使用目的が異なることから、それぞれ用途に適した機能を持っているのが特徴です。また原料にも違いがあり、ペーパータオルは再生紙が多いのに対し、キッチンペーパーはバージンパルプが使用される傾向にあります。

ペーパータオルのメリット

3つの理由
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ペーパータオルを使用するメリットとして、3つの点が挙げられます。
どのようなシーンで活用できるアイテムなのか、それぞれのメリットを解説します。



トイレにペーパータオルホルダーが設置されているイメージ画像
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衛生面に優れている


使い捨てできて衛生面に優れているのが、ペーパータオルの大きなメリットです。
一般的に洗面所や台所など、洗った手を拭く際にはタオルが使用されるでしょう。しかし濡れたタオルを放置しておくと雑菌が繁殖しやすく、衛生的ではありません。こまめに洗濯していても、雑菌繁殖による食中毒などのリスクを抑えられます。特に不特定多数が使用する飲食店や公共施設のトイレなどは、使い捨てできるペーパータオルがぴったりです。



タオルとトイレットペーパーのストック棚のイメージ画像
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タオルを取り替える必要が無い


使い捨てできることから、タオルを取り替える必要が無いのもメリットです。
飲食店などでこまめにタオルを交換したり、洗濯したりするのは現実的ではないでしょう。使い捨てのペーパータオルを用意しておけば定期的に取り替える手間や、洗濯物が減るため面倒な作業・業務を省けます。



手洗いをした後に水を拭き取っているイメージ画像
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吸水性に優れている


吸水性に優れているため、手拭き用や掃除用にぴったりです。
ペーパータオルは吸水性が高くティッシュよりも丈夫なため、手を拭きやすいのはもちろん、ティッシュよりも少ない枚数で済みエコです。またティッシュと比較すると強くこすっても簡単には破れないため、掃除にも使いやすいのもポイント。水に溶けにくいことから、水拭きの仕上げに乾拭きする際にも使えます。吸水性を重視する場合は、エンボス加工されている物など、なるべく厚手のものを選ぶのがおすすめです。



ペーパータオルの選び方

ペーパータオルのイメージ画像
出典:AdobeStock

ひと口にペーパータオルといっても数多くの種類があるため、どれを選ぶべきか悩んでしまうでしょう。
ペーパータオルのタイプ・素材・サイズから、あなたの用途に適した選び方を紹介します。

ペーパータオルのタイプで選ぶ

ペーパータオルのタイプは取り出し方や機能性などから、3つのタイプに大別できます。使用する場所や目的に応じて、適したものを選ぶのがおすすめ。それぞれのタイプの特徴を解説するので、あなたの目的に合ったものを選びましょう。

ロールタイプ

「ロールタイプ」のペーパータオルは、トイレットペーパーのように長いシート状のペーパーが、芯に巻き付けられているのが特徴です。
必要な長さだけ引き出してカットするため、必要な分だけ取り出しやすいのが特徴です。カットしやすいようにミシン目が入っているのが一般的で、手で簡単にちぎれます。厚手タイプのペーパータオルが多く、丈夫で破れにくく一枚で多くの水分を吸収しやすいのがメリットです。手拭きはもちろん、拭き掃除などにも使用しやすくなっています。別途ホルダーを購入すれば壁や戸棚などに設置できるため、サッと取り出しやすい所へ自由に設置できるのも魅力です。

ポップアップタイプ

「ポップアップタイプ」のペーパータオルは、折りたたまれてパッケージングされており、ティッシュのように1枚ずつ引き出して使えるのが特徴です。
必要なときにサッと使えるのが魅力で、取り出す際に他のペーパータオルに触れにくいため、濡らしたり汚したりするリスクを減らせます。レストランやカフェをはじめ飲食店やオフィスのトイレなど、不特定多数の人が使う場所でも清潔に使いやすくなっています。またサイズや柔らかさ、吸水性、丈夫さなどが異なる多様なラインナップが用意されており、使いやすい理想的なものを選びやすいのもメリットです。

洗えるタイプ

「洗えるタイプ」のペーパータオルは、タオルや布のように洗って何度も使用できるのが特徴です。
少し汚れても洗って再使用できるので、何度も使えて経済的です。
繰り返し使えるコスパは魅力的ですが、何度も使用するのは衛生面で不安が残るため、最初は手拭き用や食器を拭くために使い、何度か使用したら汚れ掃除に使用するなど、段階的に使用方法を変えるのがおすすめです。衛生面に注意して使用しましょう。

素材で選ぶ

ペーパータオルに使用される主な素材は「再生紙」と「未晒し」の2パターンがあり、それぞれ見た目や質感などが異なります。
2つの特徴や違いを解説するので、どちらが適しているか確認してみましょう。

再生紙

再生紙を使用しているタイプは、安価で購入しやすいのがメリットです。
再生紙は新聞紙・印刷用紙・牛乳パック・ダンボールなど古紙を原料にして作られており、比較的低単価のためランニングコストを抑えられます。環境に優しいエコな商品なので、環境へ配慮した製品を使用したい方にもおすすめです。ただし再生紙を使用したペーパータオルは紙質が硬い傾向にあるので、柔らかい肌触りを求める場合はダブルタイプ・ソフトタイプと表示された商品を選びましょう。また再生紙の方が吸水性で劣るのもネック。拭き取れないからと何枚も使用して、結果的にコストがかかってしまう可能性もあります。

未晒し

未晒しタイプは天然のパルプ100%で作られるのが一般的で、漂白剤・蛍光染料を使用していません。肌に優しく、比較的安全性が高くなっています。
また漂白・脱色していない落ち着いたブラウンカラーが特徴的で、飲食店などのトイレに置いても雰囲気を損ねないのがメリットです。加えて白いペーパータオルと比べて汚れが目立たないため、洗面所やトイレなどでフタのないゴミ箱に捨てる場合でも、見栄えを損ねません。

サイズで選ぶ

ペーパータオルはいくつかサイズに種類があり、用途に応じて適切なサイズを選ぶと使いやすくなります。代表的なサイズとその特徴を紹介するので、どのサイズを選ぶべきか確認してみてください。

大判

大判のペーパータオルは一般的に25×25cm前後と大きく、1枚で広範囲の水分をしっかりと拭き取れます。
布巾代わりにテーブルをサッと拭いたり、床にこぼしたジュースを拭き取ったりと、広範囲の水・汚れを効率よく拭けるのがメリットです。もちろん手拭き用にも最適で一枚でしっかり水分を拭き取れるため、小さいサイズを数枚使うよりもコスパに優れます。しかしパッケージが大きくなってしまうため、場所を取るのが難点。置き場所に困らないように、あらかじめ設置場所を決めてから購入するのがおすすめです。

中判

中判のペーパータオルは一般的に22×23cm前後で、ティッシュより大きめのサイズ感です。
大き過ぎず小さ過ぎないサイズなので、キッチン・トイレ・洗面所など置き場所を問わず、幅広いシーンで使いやすいのが特徴です。またラインナップも充実しており、ダブルタイプやシングルタイプ、ソフトタイプ、ハードタイプ、厚手タイプと多種多様なバリエーションが展開されています。用途に合わせて選びやすくなっているので、紙質や厚さなどにこだわりたい場合や汎用性の高いものを選びたい場合は中判がおすすめです。

小判

小判のペーパータオルは一般的に17×22cm前後で、ティッシュよりやや小さめのコンパクトサイズなので、置き場所に困らないのがメリットです。
狭い洗面所・トイレでも場所を取りにくく、設置場所を選びません。
また子供でも使用しやすいため、子供用の手拭きとして用意するのにも適しています。

ポケットサイズ

ポケットティッシュのように携帯性に優れているのが特徴で、カバンやポケットに入れて持ち運びやすくなっています。
カバンやポケットに入れておけば、ハンドドライヤーやペーパータオルが置いていない場所でも手を拭けます。またハンカチやハンドタオルなどと違い使い捨てで衛生的なため、濡れたハンカチを再度使用するのに抵抗がある方でも使用しやすいのもメリットです。

ペーパータオルとキッチンペーパーはどちらが安いのか

コスト計算をしている様子のイメージ画像
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ペーパータオルとキッチンペーパーは用途や見た目は似通っていますが、どちらの方が安いのでしょうか。
紙の厚みや枚数なども違うので単純に比較できないのですが、インターネットで販売している物をいくつか比較しましたら、ほとんど大差はないものの、若干ペーパータオルの方が一枚あたりの値段が高い印象でした。総合的にみて、一概にどちらが安いとは言い切れず「商品による」というのが結論です。ペーパータオルとキッチンペーパーでは用途が異なるので、値段よりも用途に合わせて適した商品を購入するのがおすすめです。

まとめ

ペーパータオルとキッチンペーパーどちらが安いのかは、商品によって異なるため一概にはいえません。そもそもペーパータオルは衛生用・キッチンペーパーは調理用と用途が異なるので、値段よりも何に使用するのかで選ぶことが大切です。オンラインショップ「みやこ」ではペーパータオルをはじめ、多くの業務用製品を取り扱っています。まとめてお得に購入したい方は、ぜひご覧ください。