2024/11/22
外出先やテイクアウトなどでも頻繁に目にする「紙コップ」。 真っ先に思い浮かぶ、薄くてつるつるとした表面は、紙コップの大きな特徴の1つです。 しかし、例えば熱々のコーヒーを頼んだ時にそのような紙コップで提供されてしまうと、熱すぎて持てなかったり、やけどをしてしまったりする恐れがあります。 その点、ホット用の飲み物にも適した特殊な紙コップは、断熱加工を施すことで手に持った時の熱さを軽減することができます。 今回はホット用としても使える紙コップを4種類ご紹介します。 それぞれに特徴がありますので、重視したいことに合わせて最適な紙コップを選びましょう。 コスパ重視ならオーソドックスな「厚紙コップ」 通常よりも厚めの紙を使用した紙コップです。 厚紙を使用することで断熱しており、通常の紙コップよりも丈夫にできています。 そして、1番の特徴はコストパフォーマンスの高さです。 他のホット用紙コップと比較しても、1個あたり10円未満(みやこでの価格)で使用できます。 ホット用だけでなくコールド用としても自然に兼用できますので、幅広く飲み物を提供するお店におすすめです。 厚紙コップはこちら 性能+エコ重視なら「断熱性エンボス紙コップ」 コップの表面にエンボス加工を施した紙を巻いた紙コップです。 表面の凹凸加工によって、手の接触面を減らし断熱しています。 凹凸は滑り止めの役割も果たすので、無加工の紙コップと比べても比較的安定して持つことができます。 そして一番の特徴は、これらの性能に加えて、すべて紙素材でできているため、使用後はまとめて燃えるごみをして捨てられる点です。 分別の手間が少し省けるだけでもコストはぐっと抑えられます。環境への取り組みをお客様に訴えかけたいお店や、テイクアウトと店内で同じ紙コップを使用したいお店にとっては、ごみの減容化につなげやすい紙コップです。 断熱性エンボス紙コップはこちら 性能重視なら「断熱性発泡紙コップ」 コップの表面に熱を伝えにくいポリエチレン素材の発泡コーティングを施した紙コップです。 もこもことしたさわり心地の良いコーティングを施すことで、表面の発泡部分に空気の層をつくり、断熱しています。 これにより、数あるホット用紙コップの中でも、断熱効果と保温効果も非常に高いことが特徴です。 「商品を熱々のまま提供したい」「長時間温かいままで提供したい」というお店におすすめです。 断熱性発泡紙コップはこちら 現場の効率アップ重視なら「二重構造紙コップ」 コップの表面に紙製スリーブ巻いた、二重構造の紙コップです。 厚紙コップと似ていますが、こちらは紙を二重にすることで断熱しています。 そしてもう1つの違いは、スリーブがあらかじめコップに付いている点です。提供する商品の温度によっては、厚紙コップだけでは熱すぎる場合があるかもしれません。 そういった場合、スリーブを購入し、提供時に毎回付けて・・・と現場の手間がどうしても発生してしまいます。 二重構造紙コップですと、そういった手間を解消することができるので、回転率の向上を目指すお店は1度導入してみてはいかがでしょうか? 二重構造紙コップはこちら お店のスタイルに合わせて最適な紙コップを選ぶことができれば、お客様の満足度向上・リピート率向上にもつなげられるかもしれません。 テイクアウトの場合ですと、紙コップはお店の外で一種の「宣伝ツール」になります。 お店のロゴを入れたり、お好みの素材やデザインを採用したり、紙コップ1つでお店のこだわりをアピールすることも可能です。 紙コップを「消耗品」ではなく、「お客様との接点」として効果的に活用してみてはいかがでしょうか? |