2023/05/01
“サスティナブル”ってどういう意味? 最近、ニュースなどで“サスティナブル”という言葉を聞く機会が増えています。 例えば『サスティナブルな社会』や『サスティナブルな消費』などという形で、わたしたちの身近なところにも“サスティナブル”が浸透してきました。 ここでの“サスティナブル(sustainable)”とは、“持続可能な”と定義されており、“人間や環境の持続可能な発展”を意味しています。 SDGsと混同されることもありますが、2030年までに達成を目指す目標であるSDGsと違い、サスティナブルはずっと取り組んでいくこと・ものといったイメージです。 そしてサスティナブルに加え、最近は“サスティナブルパッケージ”という言葉も見聞きするようになりました。 この言葉は主に、“人間や環境に配慮したパッケージ(包装・容器)”という意味で使われており、使う人間にも環境にもやさしい製品を目指して作られています。 例えば、植物由来の繊維が使われている容器や、リサイクルしたプラスチックから作られるペットボトルなどがサスティナブルパッケージとして挙げられるでしょう。 “サスティナブルパッケージ”が利用される要因 このような“サスティナブルパッケージ”が利用される一因には、SDGsの採択により、今まで以上に地球環境の変化が注目されるようになったことが考えられます。 もちろん今までも、わたしたち一人ひとりには地球環境についての関心がありました。 しかし、近年採択されたSDGsによって、今度は社会全体で環境に配慮しようという意識・行動が活発になっています。 特に、安さや手軽さだけで商品を選ぶのではなく、例えば似たような商品であれば、より人間や環境に配慮した商品が選ばれるように、社会が少しずつ変化してきているのです。 用途に合わせて“サスティナブルパッケージ”を選ぼう サスティナブルパッケージが商品を選ぶ要素として重視されている今こそ、導入を検討してみてはいかがでしょうか? ここでは、みやこで取り扱っているサスティナブルパッケージをご紹介します。 バガスは、サトウキビなどの植物の茎を絞ったあとに残るものでできた素材です。 本来捨てられてしまう部分を有効活用することで生まれました。 プラスチックだけでなく、木材などを使用した紙と比較しても、環境に優しい製品となっています。 特筆すべき機能は “防水性・防油性の高さ”です。非木材系天然パルプであるバガス容器は、ちょっとした汁物も入れることもできますし、油を多く含む食品を入れることも可能です。 自然の風合いと手触り感でおしゃれさを残しながらも、非常に高機能な容器となっています。 バイオデリカは、石油由来のPPFにサトウキビなどからできたプラスチックを配合した素材です。 バガスよりも耐熱温度が高く、こちらも電子レンジに対応できることが特徴です。 また、バイオデリカを使用したフードパックは、フタがセットになっているので、特にテイクアウトメニューに適したつくりになっています。 仕切りの数違いの商品が豊富で、1品から最大5品まで入れられて、カラーもベージュ・白・黒の3種類。 メニューの雰囲気に合わせてカラーチェンジも可能ですね。 今回ご紹介したのは、みやこで取り扱っているサスティナブルパッケージの、ほんの一部です。 近い将来、今よりももっと多くの人間や環境に配慮したパッケージが誕生して、わたしたちの身近な存在となるでしょう。 世界的な流れを先取りするという意味でも、もっとサスティナブルについて理解を深めていきたいですね。 |